Mazzo d'amore
小学5年生の夏休み。
私と沙羅(さら)と菜音くんの3人は自転車を漕いで武蔵山を目指した。
沙羅は同じクラスの細く元気いっぱいな女の子。
沙羅は自転車を颯爽と漕いで行くが、まん丸な私と菜音くんは夏の陽射しもありヒィヒィはぁはぁ言いながら必死に付いて行くのが精一杯だった。
ぐびぐびぐびぐび
「一気に飲むと無くなるよ」
「だって…」
菜音くんは大きい水筒を持って来ていたが着く前から中身は半分に減っていた。
そして、オバケが出ると菜音くんが話しをしてた山に入った。
結果から言うとオバケなんて出ないごくごく普通の山だった。
遺跡やらはあるが近所の小学生の遠足のコースと選ばれる場所で普通に私達も遠足に来た感じになった。
広場でお弁当を広げ、それぞれ持ち寄ったお弁当のおかずを交換しながら食べた。
「良いなぁ、菜音くんのお母さん料理上手で」
「へへ!心春ちゃんのは手作り?」
「うん、休みの日だから自分で作れって言われた」
「え!それにしては上手に出来てるね!」
「沙羅のから揚げもらいっ!」
ひょいとパクリと食べたら怒られた。
「から揚げは主役だからこの恨みはデカいぞ!」
「ごめんごめん!チーカマあげるから」
私は笑いながらあげた。
「おつまみ系の食べ物好きだから嬉しいかも」
モグモグ食べながら機嫌が直った沙羅にホッと一安心した。
お弁当を食べた後は広場に置いてある遊具で遊んだりした。
「じゃあ、帰ろうか」
遊び終わり私達は自転車を漕ぎ降り始めた。
私と沙羅(さら)と菜音くんの3人は自転車を漕いで武蔵山を目指した。
沙羅は同じクラスの細く元気いっぱいな女の子。
沙羅は自転車を颯爽と漕いで行くが、まん丸な私と菜音くんは夏の陽射しもありヒィヒィはぁはぁ言いながら必死に付いて行くのが精一杯だった。
ぐびぐびぐびぐび
「一気に飲むと無くなるよ」
「だって…」
菜音くんは大きい水筒を持って来ていたが着く前から中身は半分に減っていた。
そして、オバケが出ると菜音くんが話しをしてた山に入った。
結果から言うとオバケなんて出ないごくごく普通の山だった。
遺跡やらはあるが近所の小学生の遠足のコースと選ばれる場所で普通に私達も遠足に来た感じになった。
広場でお弁当を広げ、それぞれ持ち寄ったお弁当のおかずを交換しながら食べた。
「良いなぁ、菜音くんのお母さん料理上手で」
「へへ!心春ちゃんのは手作り?」
「うん、休みの日だから自分で作れって言われた」
「え!それにしては上手に出来てるね!」
「沙羅のから揚げもらいっ!」
ひょいとパクリと食べたら怒られた。
「から揚げは主役だからこの恨みはデカいぞ!」
「ごめんごめん!チーカマあげるから」
私は笑いながらあげた。
「おつまみ系の食べ物好きだから嬉しいかも」
モグモグ食べながら機嫌が直った沙羅にホッと一安心した。
お弁当を食べた後は広場に置いてある遊具で遊んだりした。
「じゃあ、帰ろうか」
遊び終わり私達は自転車を漕ぎ降り始めた。