モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
マジで意味わかんねぇ…考えるだけ無駄だよな。


早いとこ帰ろうとおもったとき…



ガラガラッ

「あ、渚。まだ残ってたんだね」


小泉朱里。
俺の小さい頃からの幼馴染。



朱里には沢山助けられたと思う。


家族が決別したときにも傍にいてくれたから感謝してる。



「朱里もな。なんでいんの?」


「ふふっ渚と一緒に帰ろうかなぁって思って」


「あっそ。…じゃー帰るか」



そのまま2人で肩を並べて歩く。

いつもだったらあのうるさいバカがいるけど、最近は大人しい。


「あ!渚先輩〜!」
「すっごく会いたかったです!」

とか、簡単に「好き」っていう2文字を口にするしマジでなんなの?



「ねぇ、聞いてる?」

ふと、朱里が顔を覗いてきたけど全然話が頭に入ってなかった。
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