モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
むしろ全然嬉しい。

でも、先輩は私のこと好きじゃないんですよね?


だったらなんでこんな思わせぶりな態度…。



あ〜ダメダメ!気にしない気にしない。


気にしたって私の未来はもう決まってるんだから…こんなこと絶対にダメだよ。



「ふっ照れてやんの。じゃー行こ」


あ、あれ?
先輩…いつもよりなんか甘い?

そんなことはないっと瞬時に頭をぶんぶんっと振って平常心に戻るようにした。



イルミネーションが本当に綺麗でついうっとりしちゃう。



「せんぱーい、こっち見てください!」


クルッとこっちを向いた先輩を捉えて、カシャっとスマホのカメラで撮った。

やったぁ!渚先輩とのツーショット。


綺麗なピンク色の木の前で笑っている私と、笑ってはいないけどカッコよくうつってる先輩。

 
えへへ…これはもう永久保存版決定。
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