モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
そして“別れの時”が依然としてやってきてしまった。
「いや〜楽しかったです!」
「俺も久々にはしゃげて良かったわ」
「えへへ。もーっと好きになっちゃいますよー」
冗談でもなくて本当のこと。
いつもとはちょっと違う先輩の一面を見れたりしてすっごく幸せな時間だった。
思い返すとどれも最高の記憶ばかり。
でもね、もうタイムミリットなんです。
きっともう会うことはないからー…だから最後に伝えないと!
「渚先輩」
「?」
「手、出してください」
そういうと言われるがままにスッと差し出した手。
ポケットから“あるもの”を取り出して、先輩の手に乗せる。
その上から手を握るようにして最後の感触を封じ込めた。
「……これ、なに?」
私が渡したのは小さく折り畳んだ『手紙』
私の全部の想いが込めてある。
「いや〜楽しかったです!」
「俺も久々にはしゃげて良かったわ」
「えへへ。もーっと好きになっちゃいますよー」
冗談でもなくて本当のこと。
いつもとはちょっと違う先輩の一面を見れたりしてすっごく幸せな時間だった。
思い返すとどれも最高の記憶ばかり。
でもね、もうタイムミリットなんです。
きっともう会うことはないからー…だから最後に伝えないと!
「渚先輩」
「?」
「手、出してください」
そういうと言われるがままにスッと差し出した手。
ポケットから“あるもの”を取り出して、先輩の手に乗せる。
その上から手を握るようにして最後の感触を封じ込めた。
「……これ、なに?」
私が渡したのは小さく折り畳んだ『手紙』
私の全部の想いが込めてある。