モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
「ついに頭おかしくなった?ほら、やるから早く付けて」


そう言って、ビリビリテープを脚に巻く。



はぁ…さっきから顔の辺りを殴られてばっかりな気がする、、、。


女の子には丁寧に接しなきゃだよ!



「じゃあいい?行くよ」

「う、うんっ」


「「せーの!」」


1・2でリズム良く脚を入れ替えていく。

おぉ〜結構わたしたちいけてない!?


脚が遅い私と、反対に速いアズだけど走ってみると案外相性抜群だった。

私が左側で走ることで外側のアズのほうがちょっとだけスピードが緩まるからペースが合う。



「ちょっといい感じじゃん!あたしたち」


「へへっじゃあもう優勝間違いなしだ〜!」



アズがいれば安心安心!


こうして、優勝への第一歩が切り開けたのだったー…。



無事に二人三脚の練習が終えて休憩タイム。


はぁ〜もう9月とはいえ全然暑い。
< 37 / 203 >

この作品をシェア

pagetop