モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
木陰でパタパタと手で仰いで涼しんでいると。


「あっちー」

「お、ここ涼しそうじゃん!ここで休もうぜ」


……え!!な、渚先輩!?

1つ隣の木陰にやってきたのは渚先輩と朝陽先輩の2人。



まさかこんな偶然があるなんて!

木陰なんて他にもいっぱいあるのに、わざわざ隣に来た理由。



わからないけど…もう運命だよね?


うひゃ〜!嬉しすぎるー!!

すぐ横に先輩がいるなんて…!


頬が上がりっぱなしでニヤニヤしちゃう。



「あーれ?莉愛ちゃんじゃん」


早速気づいたのは朝陽先輩。

まぁ、渚先輩が私に気づくはずないんだけどね……あはは。


なんか自分で言ってて傷ついてきたからやーめた!



「こ、こんにちは!」


「あれ、そっちの子って…」


「わたしの親友の梓です!」


「へぇ〜可愛い名前。じゃあアズちゃんって呼ぼうかな?」
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