モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
ふぅ〜っおわったぁ。


途中途中でわからない場所は先輩が教えてくれたし、まぁスパルタだったけど。


それでも前よりはわからない場所が少なくなったし、これなら赤点回避は絶対なはず!



「先輩、おわー…」


ふと隣をみると、スースーと眠っている渚先輩。



あ、寝ちゃってる。

こーやって近くでみるとやっぱりカッコいいなぁ。


それにいつもは無愛想だけど寝顔は愛想ありまくり。



「ふふ」


思わず笑みがこぼれる。



サラサラなその髪に触れたいー……


ゆっくりゆっくり、先輩に手を伸ばして
その柔らかい髪に触れる。




「_先輩」


こう呼んでも気づかないんですね。



「大好き」



そういって、触れるだけのキスを頭に落とした。
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