モテすぎる先輩からめちゃくちゃに愛されたい
「うわーなにあれ。明らかに見せつけてますって感じじゃん」


ちょ!アズの顔がやばいんだけど…!

もうドン引きレベルで引いてるもん。



でも今はそんなアズのおかげで助かる。



「このままでいいの?」


「うーん…良くない、よね」


十分に分かってるんだけど、何をどうしたら良いのか全く分からなくて。



それに本当にあの2人が付き合ってたら私の出る幕はないし、、、。

また自爆するのは嫌だよ。



「はー……ほんと腹立つ!」


ドン!っと乱暴に机を叩くものだから、クラスメイトの視線がいくつかこっちへ向いた。



み、みんな見てるじゃん!



「もうこうなったらいっそのこと告白しちゃいなよ」


「えっ!マジのマジですか?」


「マジのマジ。オッケーされた付き合えばいいし、振られたらまぁ…婚約者?いるんだから慰めて貰えばいいじゃん」



ひょえー…そんな簡単に…。

現実はそう上手くいかないもんなんだって!


予測してなかったことが平気で起こっちゃうんだから。
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