明日が終わる、その時まで【完】




柴田、私は正気だよ。

最初からずっと、あんたの前で、自分を偽ったことなんてない。



「普通、止めるだろ」


「普通じゃないからね」


「ああ、そうだったな」


「で、どうやって殺す?」


「お前……マジでイカれてやがる」


「どうもありがとう」



私は柴田に微笑んだ。




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