【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい
稲葉くんに『地味』と言われた時よりは傷つかなかったけどさ。




クヨクヨしてもしょうがない。次の部活に行こう。





料理部。





今日のメニューはハンバーグ。




丁度お腹すいてたんだ。




ラッキー!





っと思ったら、なんか黒い物体が出来てしまった…。




た、食べられるよね??





一口食べて雅はその不味さに悶絶する。





ま、不味い…。





おかしいなレシピ通りに作ったのに。





しかも先輩と一緒にだよ?






何か間違ったのかな?






「えっと、小鳥遊さん?」






「はい」
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