【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい
「じゃあこれからは周りが羨ましくなるほどイチャつくか?学校も部活も関係なくずっと」






ニヤッとしてわざとらしく雅の方を見た稲葉。






みるみる赤くなってく雅を見て、更に口角が上がっていった。






「それはダメー!恥ずかしい!一生学校に行けなくなる…!」





何を考えているのよバカ!付き合ってからますますイジワルになった。






「冗談だよ。それに、雅のキスしたあとの顔とか他の奴らには刺激が強すぎるもんな?」






またわざと耳元で囁いて、耳まで赤くなる雅を面白がる稲葉。






「稲葉くんのバカ!イジワルばっかりして。ていうか学校では絶対にイチャつかないし、する気もないんだからね!!」


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