【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい
春歌高校に入部してから早、二週間。





だいぶマネージャーの仕事に慣れてきました。





ゴールデンウィークは合宿も決まって、皆はりきって練習に打ち込んでいます。






「小鳥遊、膝にアイシングしてくれ」






稲葉くんの命令口調は変わらないけど。






アイシングを終えて雅は先輩に頼まれて全員分のドリンクを作りに水道へ向かった。






暑い。今日はこの前よりも気温が高い。






日焼け止め塗っておいて良かった。






早くドリンク作って戻ろう。





「ふぅ...」






最近疲れが出てきている。





暑さのせい?





それとも稲葉くんに付きっきりで仕事をしていたから?
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