【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい
「何一人で盛り上がってんだ?」





「うわぁ…!あれ?なんでここに稲葉くんが?ここって女子部屋じゃ」





「あまりに遅いから俺が見にきたんだ。早く行くぞ」





「う、うん」






いけないいけない。





今から集中力切らしているようじゃ、マネージャー失格。切り替えないと…!






コテージの外にはもう、選手やマネージャーが集まっていた。





雅は謝罪をして、自ら練習に使う道具を持つことにした。





これくらいしないと反省とは言えない。今日は率先して仕事をやろう。
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