【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい
「ん?何か言ったか?」





「いえ、なんにも」







昼食を思ったより早く終えた雅は、残り休憩時間は外で風に当たることにした。






「んーやっぱり山の空気は美味しいな。残り五分か。ここに座って景色を眺めよう」






午後は海氷高校との合同練習。試合するわけじゃないけど、これも交流だと監督が言っていた。







それが夕方まであって、夜は特に何もないからみんな休むか、自主練という形になる。







私は今日まとめたノートをコピーして皆に配ろう。そして早く寝る…!







明日も早いんだし、休んでまたマネージャーの仕事を頑張るんだ。
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