【完】再会した初恋の彼はチャラくて、イジワルで、ときどき優しい

己との戦い

「稲葉、もっとボールを見ろ!」




「はい!」






二日目の今日は午前中はそれぞれの学校で午後から夕方まではまた春歌と海氷の混合チームでの練習です。






「稲葉ーお前は次はわしのメニューじゃ。あいたたた…」







「はぁ…はぁ…。はい」






稲葉は水分補給をしてから外に出てランニングに向かった。







稲葉くんのメニューは基礎の体力メニューが多い。






いくら基礎が大事だからといってもこれは多いような。






「監督腰大丈夫ですか?」







「おお〜小鳥遊ちゃん。わしを心配してくれるのか。嬉しいの〜。他のマネージャーは冷たいことしか言わないのに」



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