公認ラヴァ〜それでも愛してる〜
恋愛(キケン・ダーク)
完
61
- 作品番号
- 1659289
- 最終更新
- 2022/02/24
- 総文字数
- 78,925
- ページ数
- 114ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 824,639
- いいね数
- 61
- ランクイン履歴
-
総合12位(2022/03/03)
恋愛(長編)9位(2022/03/03)
- ランクイン履歴
-
総合12位(2022/03/03)
恋愛(長編)9位(2022/03/03)
片桐賢也 金曜日の夜はいつも残業をしている。
松崎朗 探偵事務所の所長。
大森恵美 賢也と同じ会社に勤めている。
田中一馬 賢也の同僚、賢也を心配している。
斉藤裕一 賢也の同僚、チャラいけど高スペック男。
ダイニングテーブルに置き忘れた賢也のスマホにお知らせが届いた。
そこには、今夜も楽しかったね、来週も楽しみと言う言葉が表示されていた。
これはもう疑惑でしかない。
- あらすじ
- 夫は毎週金曜日に残業をする。そして帰ってくるとシャツにはいつも同じ香水の香りがした。
夫の賢也の浮気を疑い、探偵事務所に行き調査をお願いするどころか、事務員として働くことになる。
そして、浮気の調査をする。
目次
-
<薔薇の香りが私を不安にする>
-
<ふとした瞬間に今まで見えていなかったものが見える事がある>
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<心に棲みつく黒い闇は徐々に広がっていく>
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<小さな勇気に背中を押されリセットをする>
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<世界を広げ反撃にそなえる>
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<覚悟を決めても現実は私を暗い世界に誘っていく>
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<真実は悪意に満ちている>
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<真実との対決は私の心を傷つける>
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<心を捨ててフィナーレへの準備をする>
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<すべてを終わらせるための始まりのために>
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<これからのために>
-
賢也side
-
< オレの人生に魔が差すという事がおこるなんて思わなかった >
-
<快楽と罪悪の間でオレが選ぶべきことは決まっているのに>
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<癌細胞のように不安と罪悪感が増殖していく>
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<妻を愛しているのに罪を重ねてしまう>
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< 疑惑のままなら事実と思われずにやり過ごすことはできるだろうか >
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<オレの弱さが事態を悪化させていく>
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<彼女から香る香水はまるで毒のようにオレに浸透していく>
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<秘密は秘密でなくなり闇の海に溺れていく>
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<鍵の掛った心を開ける事ができるだろうか>
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<運命の一日>
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<つなぎ止めておくためならオレは何だって受け入れる>
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<思いがけない事実が自分のバカさを再認識させる>
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<それでも愛してる>
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有佳side
-
<リセット~あたらしい恋の為に~>
この作品のレビュー
とにかくめっちゃ面白かったです。 続きが気になり殆ど一気に読みました。 なかなか他にない結末で、読んでてスッキリしました。
この作品の感想ノート
はじめまして。奥様の行動力が気分の良いものでした。
この後は、どうなるのかわかりませんが、あまり不健全不健康な人生ではなく、二人とも心から幸せと思える毎日を送ってもらいたいですね(笑) 面白かったです。ありがとうございました。
>妻が同じく一度の過ちで、しかも妊娠してしまったら、夫は赦してその子を認められるのでしょうかね?
ん~、さすがに妊娠までしたら認められないなあ。。あ、自分は既婚者です。でも一度の過ちだったら許すと思う。当然傷つくけどね。でも妻をそんな気にさせた自分も悪いと思ってもっと男を磨くかも(カッコ良すぎ?)。
>産まない性であることを棚にあげてますよね(笑)
男はそのことは絶対に棚に上げてる。。自分で子供を生むことなんて絶対できないし。。でも出産って男は「女には絶対かなわない」という嫉妬というか劣等感みたいなのはあると思う。たとえ妻に子供が出来ても「俺の子だ」って信用するしかない。だって本当のことなんて分からないから。相手を信用するしかない。
この小説読んで「女って本当に怖い」って思った笑。でも自分は昔つきあってた子に逆をされたよ。1回目は許したけど2回、3回ってなってもう無理ってなった。見た目はそんな子に見えなくて好きな所もあったんだけどね。今でもたまにその子のこと思い出したりする(爆)。
面白かったです~!愛と性は別ってことでしょうかねー。
男性は「一度の過ちら赦して」と言うけれど、
妻が同じく一度の過ちで、しかも妊娠してしまったら、夫は赦してその子を認められるのでしょうかね?男性は認知という制度で妻に婚外子を認めさせる例が多々あるけど、妻も結婚したまま違う男性に実父として認知してもらうって聞いたことないなぁ。産まない性であることを棚にあげてますよね(笑)
ま、だから、このお話はこのくらいのお仕置き当然でしょう。ベリカにしては大人な、面白いお話でした!
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