公認ラヴァ〜それでも愛してる〜
<鍵の掛った心を開ける事ができるだろうか>
いつも通りの朝が来る。
キッチンでは有佳が朝食の準備をしていた。
「昨日はごめんなさい、せっかくお友達がきてくれたのに、失礼になってしまった」
「大丈夫だよ、あいつらも心配してた」
「しかも、綺麗に片付いていてびっくりした」
有佳はキッチンをぐるりと見回して言った。
「ふふふ、とてもマメな感じよね。斉藤さんの奥さんがうらやましい」
「なんか、他の男の奥さんをうらやましがるとかちょっとショックだな、てかあついつは独身だけどね」
オレももう二度と裏切らないし、うらやましいと思われる奥さんになれるように肝に命ずるよ。
妊娠しているかもしれない有佳に無理をさせたくなくて、朝食の片付けはオレがして休ませた。
オレの過ちを許して欲しいとは言えないが、新しい命と共にしっかり守っていこう。
ドアの鍵については、聞けなかった・・・
いつか、その鍵がなくなるまで、その鍵がなくなったときが許された時だと思うことにする。
キッチンでは有佳が朝食の準備をしていた。
「昨日はごめんなさい、せっかくお友達がきてくれたのに、失礼になってしまった」
「大丈夫だよ、あいつらも心配してた」
「しかも、綺麗に片付いていてびっくりした」
有佳はキッチンをぐるりと見回して言った。
「ふふふ、とてもマメな感じよね。斉藤さんの奥さんがうらやましい」
「なんか、他の男の奥さんをうらやましがるとかちょっとショックだな、てかあついつは独身だけどね」
オレももう二度と裏切らないし、うらやましいと思われる奥さんになれるように肝に命ずるよ。
妊娠しているかもしれない有佳に無理をさせたくなくて、朝食の片付けはオレがして休ませた。
オレの過ちを許して欲しいとは言えないが、新しい命と共にしっかり守っていこう。
ドアの鍵については、聞けなかった・・・
いつか、その鍵がなくなるまで、その鍵がなくなったときが許された時だと思うことにする。