私、拾われました!
慌てて、その場を立ち上がり玲から離れる。


しかし、私の手を離さない玲。



「美琴は僕の!!」

「美琴さんは、玲様の持ち物じゃありません!

とりあえず、甘いお菓子を食べて落ち着いて下さい!!」



そう言うと、玲から私を引き離した創。

離れられたと安心した瞬間、玲にプレートを渡してニッコリ笑った創。



「玲様に女の子はまだ早いです!
甘いケーキを焼きましたので、どうぞ!」



そう言うと、私を連れて部屋から出て行った。
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