私、拾われました!
部屋を出ると、私の乱れた服を整えてくれた創。



「美琴さん……」

「は、はい……」

「貴方は隙が有り過ぎます……」



隙!?



「す、すいません……」

「あ、そう言えば匠様が美琴さんの事を探していましたよ?」

「あ、はい……」



スマホで呼び出せば良いのに、探していたっていうのが匠っぽい。

そんな事を考えながら、匠の部屋に向かうとドアをノックした。



返事が帰って来て、ドアを開ける。

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