私、拾われました!
匠は私の事を好きなんだろうか。


嫌われるより、好かれる方が良いに決まっているが……。

複雑な気持ちになってしまう。



「では、私はこれで」



そう言って、部屋から出て行った創を見送った。



やがて、夕日が落ちて仕事が一段落して向かった場所は調理場。


明日もお弁当を作らなきゃいけない。



しかし、久遠はのり弁を美味しいと喜んでくれた。

だから、簡単なお弁当でも作るプレッシャーが少ない。



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