私、拾われました!
「とりあえず、沙羅さんを退学にするのは止めて……」

「お、おお……。

って、事で美琴がそう言うから沙羅の退学は無かった事にしてやる!
でも、次に美琴になんかした奴は退学だぞ!!」



……独裁者。


そういうのをやめて欲しいが、久遠に助けられたのも事実。



それ以来、トイレに行っても何事も怒らずに3時間目の体育の授業を迎えた。



更衣室でジャージに着替えていると、私に近付いてきた沙羅。
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