私、拾われました!
そんなやり取りをしているうちに、お昼の時間になってしまった。



色々有り過ぎて、他の生徒を誘う事は出来ない。

久遠と二人で中庭に向かうと、お弁当箱を出した。



肉じゃがを見て不思議そうな顔をした久遠。

箸を伸ばして、肉じゃがを口に運ぶ。


久遠が何か言葉を発するまで、胸のドキドキが止まらない__



口に合っただろうか?と、心配で堪らない。




「なんだこれ!
めちゃくちゃ美味い!!」

「ほ、本当!?」

「ああ、マジだ!!」
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