私、拾われました!
「美琴さん。
唇にカスタードが付いていますよ」



私の唇に付いていたカスタードをペロリと舐める創の仕草が色っぽい。




「私が作るより美味しいですね」

「そ、そんな訳無いですよ!」

「本当です。では、カスタードを下地に入れて下さい」



ドキドキしながら、創の指示に従ってゆく。




「上に飾るフルーツは何にしますか?」

「い、イチゴかな?」

「可愛らしい__


今日は、甘いイチゴが有りますよ」




そう言うと、イチゴを渡された。
< 203 / 437 >

この作品をシェア

pagetop