私、拾われました!
これって、やばくない?


少なくとも久遠は家の家庭状況が余り良くない事を知っている。

その上、月50!!

そんなに給料が良いって事は、迫られる事も有るからかも知れない。


笑いながら近付いてくる久遠と距離を保った。


やばい。
やばい。
襲われる__


悲鳴を上げようとした瞬間だった。


私のスカートに手を掛けようとする久遠に対して、怖くて声を出す事が出来ない。


『だ、誰か助けて!!』


頭の中でそう叫んだ瞬間だった。

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