私、拾われました!
そう言われ、UFOキャッチャーのアームを指差した。



「お金を入れて、このアームで取るんだよ!!」

「ふーん!なら、俺が美琴の為に取ってやるよ!!」

「あ、ありがとう!!」




偉そうな態度で店員を呼んだ久遠。

分からない事を聞くのかななんて思っていると、ブラックカードを取り出した。




「このオルゴールが取れるまでやるから、貸切だ!!」

「……」



唖然とした店員。




「あの……。お客様……。
申し訳有りませんが、こちらでこのカードは使えません……」

「はっ?」
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