私、拾われました!
「良いんですか!?」

「もちろんだよ」

「なら!なら!部屋に飾らせて頂きます!」

「美琴の部屋に、僕の絵が飾られているの見たい!!」

「じゃあ、一緒に部屋に行きましょう!!」

「うん!!」




玲の書いた額縁にはいった絵を手に取り、自分の部屋に向かった。




「美琴の部屋に行くの楽しみ!!」



純粋な笑みを浮かべる玲を横目でみる。


真っ白な髪と整い過ぎた横顔が、目の保養にった。
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