私、拾われました!
匠も久遠も印象最悪だから、玲の為に此処で働こう。


そんな事を思っていたら、寝息が聞こえ始めて私の指を掴んでいた玲の手が離れた。


少し歪んでいた布団をシッカリ掛けて玲の部屋から出た。


その瞬間、普通に起きて微かな笑みを浮かべていた玲の姿に気付く事は無かった__


玲の部屋から出た瞬間に、スマホが鳴ったと思ったら久遠。


惚れさせてやる__


何故か、久遠の口にした台詞のせいで頭の中がグルグルだ。
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