私、拾われました!
プレゼント__



その単語に、玲の耳がピクリと動いた。



「プレゼント!?」



さっきまで寝惚けていたのに、目をキラキラさせながらベッドから起き上がった玲に紙袋を見せる。



「大した物じゃないですが、貰って下さい」

「あ、ありがとう!!」



目をキラキラさせながら、紙袋を受け取った玲が中身を見た。




「このクッキー。美琴が作ったの?」

「は、はい!」

「猫さんの形してるね。凄く可愛い!!」
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