私、拾われました!
「着替えました!」



そこに居たのは、私の手紙を読んでいる久遠。

バカにされる__

そう思っていたのに、真顔で顔を真っ赤にして目を合わせない久遠。




「美琴……」

「は、はい?」

「お前、俺の事が大好きなんだな?」





嫌いでは無いし、感謝しっぱなしだから……




「は、はい」



多分、人として好きなんだと思う。




「つ、付き合ってやっても良いぞ!!」



何故か目も合わさず、そんな事を口走る久遠。

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