私、拾われました!
「美琴があんな事していると、僕……ヤキモチ妬いちゃうよ……」



口を尖らせてそんな言葉を口にする。



可愛い。

やっぱり、玲は物凄い可愛い。




「服を売る為にだから!」

「本当にそれだけ?」

「うん。それ以外無い!!」

「美琴がそう言うなら信じるよ!
ゆっくり出来たし、皆の所に戻ろうか?」



確かに、私達だけゆっくりしている訳には行かない。



「うん!!」



喫茶店を出ると例の古着屋の近くに戻る。
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