私、拾われました!
久遠が部屋を出て行ったタイミングで、玲が部屋に入ってきた。



「お、玲!ナイスタイミング!
美琴は熱があるみたいだから、俺が帰って来るまで見張っていてくれ!」

「う、ん」



なんだか、元気の無い玲と部屋に2人っきりになった。



「美琴ー!熱大丈夫かな?」

「う、うん」



実は嘘だなんて言い出せなくて、布団に潜り込み目を瞑る。


嘘がバレたらどうしよう!!!



「ねえ、美琴」

「ど、どうしたの?」
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