私、拾われました!
咳は止まる事無く、悪化していく。


「だ、大丈夫!?」


そんな私を申し訳なさそうな表情で見る玲は、いつもの玲で安心した。



「だ、大丈夫……」

「ごめんね。
僕、美琴が久遠に取らないかと心配だったんだ……」



今にも泣き出しそうな玲が可愛くて仕方ない。


だよね。


きっと、玲も私の事をお姉ちゃんのように見てくれている。


お姉ちゃんに彼氏が出来るのを嫌がる玲。


可愛すぎ!!
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