私、拾われました!
て、事は……学校が有る時間は久遠の専属って事!?


さ、最悪だ__


学校という空間で、召使いのように扱われるのって凄く恥ずかしいと思う……。


そう思う反面、行けないと思っていた高校に行けるのは嬉しくて、複雑な心境だ。


ど、どうにでもなれ!!!



「はい」

「俺の世話が出来るのは嬉しいだろ!?」



いや、それが、心に引っ掛かる所なんですが__


愛想笑いを浮かべながら、「そうですね……」なんて答えてみる。



久遠は、満足そうな笑みを浮かべていた。

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