臆病な私に,君の溺愛は甘過ぎる。
「なんかあった? みおちゃん」
「礼夢…くん」
なんで,いっつもいるの。
「澪に,好きだって言われた」
「それで?」
「それだけ,なのに,わたし…にげて,来ちゃって……ふっ,あ…ぅ……なんで,なんで,ふっ……ぅ~…ひっく…う,うぅ~」
「…うん。場所,変えよっか」
礼夢くんはまた,いつかのように私の背中を擦って,私は知らない道を礼夢くんに連れられて歩いた。
____________________
連れていかれた先はお寿司やさん。
「好きなだけ食べて」
と言われるけど,そこまでして貰うわけにもいかない。
私は温かいお茶を受け取って,一先ずそれに口を着けた。
「礼夢…くん」
なんで,いっつもいるの。
「澪に,好きだって言われた」
「それで?」
「それだけ,なのに,わたし…にげて,来ちゃって……ふっ,あ…ぅ……なんで,なんで,ふっ……ぅ~…ひっく…う,うぅ~」
「…うん。場所,変えよっか」
礼夢くんはまた,いつかのように私の背中を擦って,私は知らない道を礼夢くんに連れられて歩いた。
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連れていかれた先はお寿司やさん。
「好きなだけ食べて」
と言われるけど,そこまでして貰うわけにもいかない。
私は温かいお茶を受け取って,一先ずそれに口を着けた。