臆病な私に,君の溺愛は甘過ぎる。
「ねぇ! どこ行くの?」
私は数歩前を歩く礼夢くんを追いかける……必要もなく。
ゆっくり歩いてくれる礼夢くんに,声をかけた。
「100均」
100均…?
スパッと答えた礼夢くんを,私はぱちぱちと瞬いて見つめた。
礼夢くんはそんな私を,楽しそうに見る。
「まぁ,後でのお楽しみってこと」
____________________
1人で100均に入った礼夢くんは,ものの数分で帰ってくる。
「早かったね」
「んー,まあ。目当ては決まってたし。ほら,行こ」
「も~,まだ行くの?」
「当たり前」
どこかぷらぷらするのかと思ったら,はずれ。
ただ買い物の付き添いをする私。
私は数歩前を歩く礼夢くんを追いかける……必要もなく。
ゆっくり歩いてくれる礼夢くんに,声をかけた。
「100均」
100均…?
スパッと答えた礼夢くんを,私はぱちぱちと瞬いて見つめた。
礼夢くんはそんな私を,楽しそうに見る。
「まぁ,後でのお楽しみってこと」
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1人で100均に入った礼夢くんは,ものの数分で帰ってくる。
「早かったね」
「んー,まあ。目当ては決まってたし。ほら,行こ」
「も~,まだ行くの?」
「当たり前」
どこかぷらぷらするのかと思ったら,はずれ。
ただ買い物の付き添いをする私。