臆病な私に,君の溺愛は甘過ぎる。
瞳を閉じて,開く。
覚悟を決めた私は,引け腰でそそそと動いた。
そして,ソファーぎりぎりの場所に座る。
「みお,遠すぎ。危ないよ」
カラカラとした,甘ったるい笑い声。
だって近い…!
と目を閉じて堪えていると,お腹に片手を回した澪に引き寄せられる。
「頭,ちょっと下げて」
私は,言う通りに動いた。
そして
ショートにしとけば良かった。
と思った。
なかなか終わらなくて,髪をとかしながら乾かす澪に,一々反応しそうになる。
後ろから聞こえてくる鼻歌。
「澪,楽しい?」
若干拗ねて訊ねると,澪は「うん」と答えた。
「今まで,こんなこと出来なかったから」
覚悟を決めた私は,引け腰でそそそと動いた。
そして,ソファーぎりぎりの場所に座る。
「みお,遠すぎ。危ないよ」
カラカラとした,甘ったるい笑い声。
だって近い…!
と目を閉じて堪えていると,お腹に片手を回した澪に引き寄せられる。
「頭,ちょっと下げて」
私は,言う通りに動いた。
そして
ショートにしとけば良かった。
と思った。
なかなか終わらなくて,髪をとかしながら乾かす澪に,一々反応しそうになる。
後ろから聞こえてくる鼻歌。
「澪,楽しい?」
若干拗ねて訊ねると,澪は「うん」と答えた。
「今まで,こんなこと出来なかったから」