手紙─気持ち─
昨日は意外な共通点が分かった。
夜遅くまでメールをしていたので、4時間しか寝ていない。
「目、充血してるし…。」
寝起きもとても悪かった。
「ほら、早く支度しないと遥香ちゃんが来ちゃうわよ!」
お母さんにせかされる。
「はぁ~い…」
もっとゆっくりしたいけれど…
起きた時間が20分前だったので、ろくに食事もできない。
髪の毛をセットして、制服に着替えて…。
「間に合わない~!!」
「だから早く寝なさいって言ったのに!」
「うるさいなぁ~!」
そして、遥香がきてしまう。
「おはようございます!優香、いますか??」
「ちょっと待って~!」
あと2分できっと間に合う!
「行って来まぁす!」
パンを口にくわえたまま、家を出た。
「ごめんねっ??遅れて…。」
「いいって、いいって♪きっと夜中までメールしてたんでしょ!?木村クンと☆」
「してないってば!」
─嘘
「してたくせに~!…また告白されたんだってね、木村クン。」
「へぇ~。モテるね…」
本当は不安だよ。
木村の周りの子たちは、可愛い子ばっかりだから…。
付き合っちゃうのかな…とか。
ここまで想った人なんて…
初めてだよ─
「やっぱ無理なのかなぁ…私が木村を好きでいちゃ…。」
「何で!?そんなことないよ!!」
─遥香
私だけなのかな??
不安になってしまうのは。
「木村とのさ、共通点が多いんだよね!…私。」
「そうなの!?良かったぢゃん♪」
─良くないよ
「…良くないよ!…そのせいでさ、期待しちゃう自分がいるし…。」
「…優香。」
この人なら…って。
君ならって、期待しちゃうんだよ。
同じことを思っている人ならって。
同じ過去がある君ならって。
「期待しちゃうんだよ…。」
夜遅くまでメールをしていたので、4時間しか寝ていない。
「目、充血してるし…。」
寝起きもとても悪かった。
「ほら、早く支度しないと遥香ちゃんが来ちゃうわよ!」
お母さんにせかされる。
「はぁ~い…」
もっとゆっくりしたいけれど…
起きた時間が20分前だったので、ろくに食事もできない。
髪の毛をセットして、制服に着替えて…。
「間に合わない~!!」
「だから早く寝なさいって言ったのに!」
「うるさいなぁ~!」
そして、遥香がきてしまう。
「おはようございます!優香、いますか??」
「ちょっと待って~!」
あと2分できっと間に合う!
「行って来まぁす!」
パンを口にくわえたまま、家を出た。
「ごめんねっ??遅れて…。」
「いいって、いいって♪きっと夜中までメールしてたんでしょ!?木村クンと☆」
「してないってば!」
─嘘
「してたくせに~!…また告白されたんだってね、木村クン。」
「へぇ~。モテるね…」
本当は不安だよ。
木村の周りの子たちは、可愛い子ばっかりだから…。
付き合っちゃうのかな…とか。
ここまで想った人なんて…
初めてだよ─
「やっぱ無理なのかなぁ…私が木村を好きでいちゃ…。」
「何で!?そんなことないよ!!」
─遥香
私だけなのかな??
不安になってしまうのは。
「木村とのさ、共通点が多いんだよね!…私。」
「そうなの!?良かったぢゃん♪」
─良くないよ
「…良くないよ!…そのせいでさ、期待しちゃう自分がいるし…。」
「…優香。」
この人なら…って。
君ならって、期待しちゃうんだよ。
同じことを思っている人ならって。
同じ過去がある君ならって。
「期待しちゃうんだよ…。」