手紙─気持ち─
何で木村を好きになっちゃったんだろう…。
「ウチから言えることは、優香は木村クンを好きでいいんだよ??せっかく好きになったんでしょ!?諦めちゃ駄目だよ!」
「遥香…。ありがとう。好きでいるよ!」
「うん!」
私の決意はかたかった。
─昼休み
私は1人ボーっとしていた。
すると木村がこっちに向かってきた。
「よっ。何1人でたそがれてんの??」
「たそがれてないよ!…木村さぁ」
「あ゛??」
─私が好きって言ったらどうする?
そう聞きたい。
でも…
「ううん!何でもない!」
「…変な奴」
本当は聞きたいよ。
でも…怖くて聞けないんだ。
正直に、素直になれないんだ─
「でもさ、お前と俺って変な共通点あるよな!」
「うん!私も思った☆」
「かなりウケるし★」
やっぱり、木村も思ってたんだね…
少し嬉しかった。
あれから、いい噂を聞いた。
私のことを木村が気になっているという噂だ。
無論、信じない。
けれど…
その噂がもし本当なら、とっても嬉しい。
むしろ、本当であってほしい─
「優香♪聞いちゃいなよ☆」
「何を?」
突然の遥香からの言葉。
「だ~か~らぁ!その噂が本当なのか!」
「無理、無理!!聞けないよ~!」
聞ける勇気もない。
こんな私に…。
「ぢゃあウチが聞いてきてあげるぅ~♪」
「駄目、駄目!やめてってば!!」
─それに、答えを知るのが怖いから
それには深い訳がある…。
私がまだ小学校低学年の頃─
今の状況のように、初恋の人が私を好きだという噂があった。
低学年の頃だったから、深く考えたりなんてしない。
むしろ、“嬉しい”と思っていた。
そして、勇気をだして聞いてみたんだ。
─その噂、本当?
って。
その人からの答えは
─嘘だよ。ふざけてたんだよ!
だってさ。
本気だった私は、涙がもうでないんじゃないかってぐらいに泣いた。
それから…傷ついたし、相手を信じられなくなった。
そんなことがあったから、よけいに怖いんだ。
そんな過去があったから…。
怖いんだ─
「ウチから言えることは、優香は木村クンを好きでいいんだよ??せっかく好きになったんでしょ!?諦めちゃ駄目だよ!」
「遥香…。ありがとう。好きでいるよ!」
「うん!」
私の決意はかたかった。
─昼休み
私は1人ボーっとしていた。
すると木村がこっちに向かってきた。
「よっ。何1人でたそがれてんの??」
「たそがれてないよ!…木村さぁ」
「あ゛??」
─私が好きって言ったらどうする?
そう聞きたい。
でも…
「ううん!何でもない!」
「…変な奴」
本当は聞きたいよ。
でも…怖くて聞けないんだ。
正直に、素直になれないんだ─
「でもさ、お前と俺って変な共通点あるよな!」
「うん!私も思った☆」
「かなりウケるし★」
やっぱり、木村も思ってたんだね…
少し嬉しかった。
あれから、いい噂を聞いた。
私のことを木村が気になっているという噂だ。
無論、信じない。
けれど…
その噂がもし本当なら、とっても嬉しい。
むしろ、本当であってほしい─
「優香♪聞いちゃいなよ☆」
「何を?」
突然の遥香からの言葉。
「だ~か~らぁ!その噂が本当なのか!」
「無理、無理!!聞けないよ~!」
聞ける勇気もない。
こんな私に…。
「ぢゃあウチが聞いてきてあげるぅ~♪」
「駄目、駄目!やめてってば!!」
─それに、答えを知るのが怖いから
それには深い訳がある…。
私がまだ小学校低学年の頃─
今の状況のように、初恋の人が私を好きだという噂があった。
低学年の頃だったから、深く考えたりなんてしない。
むしろ、“嬉しい”と思っていた。
そして、勇気をだして聞いてみたんだ。
─その噂、本当?
って。
その人からの答えは
─嘘だよ。ふざけてたんだよ!
だってさ。
本気だった私は、涙がもうでないんじゃないかってぐらいに泣いた。
それから…傷ついたし、相手を信じられなくなった。
そんなことがあったから、よけいに怖いんだ。
そんな過去があったから…。
怖いんだ─