【11/19番外編追加しました】辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
職業病といえばそうかもしれない。私はアレックス様の体調を見るためにズイっと近くに寄り、下から彼の顔を覗き込む。そしてそっと脈と気を見るために腕を取った。
「フェリーネ?」
そんな私の行動に驚いたようにアレックス様が声を上げる。
しかし、そんなことは構うことなく私が意識を集中していると、不意に抱きしめられる。
「え?」
驚いて声を上げれば、少し距離を取りアレックス様は触れるだけだったがキスを落とす。
その行為に私はブワっと顔に血が上るのが自分でもわかった。どうしていいかわからずただ茫然と唇を自分の手で覆う。
「ごめん、あまりにもその夜着に見とれて、触れられて我慢ができなかった」
アレックス様も自分の口元を手で覆うと、私に謝罪をする。
「いえ、あの、その……」
「フェリーネ?」
そんな私の行動に驚いたようにアレックス様が声を上げる。
しかし、そんなことは構うことなく私が意識を集中していると、不意に抱きしめられる。
「え?」
驚いて声を上げれば、少し距離を取りアレックス様は触れるだけだったがキスを落とす。
その行為に私はブワっと顔に血が上るのが自分でもわかった。どうしていいかわからずただ茫然と唇を自分の手で覆う。
「ごめん、あまりにもその夜着に見とれて、触れられて我慢ができなかった」
アレックス様も自分の口元を手で覆うと、私に謝罪をする。
「いえ、あの、その……」