【11/19番外編追加しました】辺境に追いやられた伯爵令嬢は冷徹な王子に溺愛される
アンネは主寝室でぐっすり眠っているので、私は一度自分の部屋に戻り、クラリスに支度をしてもらう。以前出されたあのナイトドレスを着て、上からガウンを羽織る。支度を済ませ、アレックス様の部屋へと行けば、くつろいだ様子の彼が私を見つめる。
まだ、ガウンの下を見られたわけではないのに、ドキドキとしてしまう。
「フェリーネ、こっちへ」
そのセリフに、私はゆっくりと彼の元へと近づく。
隣の広間で二人で並んで長椅子に座るも、何から話していいかわからず私は立ち上がった。
「お茶でもお入れしましょうか?」
「いい」
背を向けていた私の手を、後ろからアレックス様が握りしめる。
「フェリーネ」
まだ、ガウンの下を見られたわけではないのに、ドキドキとしてしまう。
「フェリーネ、こっちへ」
そのセリフに、私はゆっくりと彼の元へと近づく。
隣の広間で二人で並んで長椅子に座るも、何から話していいかわからず私は立ち上がった。
「お茶でもお入れしましょうか?」
「いい」
背を向けていた私の手を、後ろからアレックス様が握りしめる。
「フェリーネ」