クラスメィト~体育倉庫に閉じ込められてから気になる同級生~
「笑いごとじゃねっつの」
「きゃはははっ」
「マジやめろって」
「きゃはははっ」
マットの上に倒れた中村の上に俺がおおいかぶさった。まるで、押し倒すような体勢になってしまった。
「……」
「……」
目の前には、目を丸くして驚いていいる女のコ。しかもタイプときた。
やっぱり近くで見ても可愛い……。
少しずつ、中村の顔に自分の顔を近付ける。
抵抗しないって事は、まんざらでもないって事か?
あと数センチで中村の唇に……
「中村ーいるか?」
ガチャガチャと鍵が開く音と同時に暗い倉庫の中に突然光が射しはじめた。
「……て、お前ら何やってんだ?」
突然表れたのは体育の斎藤だった。