ひねくれた純愛 アイリスとカーライル
「アレクシス・カーライト。
私が君の指導教官だ。
これからは教授と呼びなさい」

「はい、わかりました。
教授・・」
俺は彼女の上から目線発言に、
ふてくされぎみに答えた。

彼女はまったく事務的に
「これから、君の基礎技術、
体力、能力を査定する。
その結果で研修内容を決める」

教授の声は小さい。
そして抑揚がない。
ネイティブに近いが、外国人の発音

東洋系は表情が読みにくい。
何を考えているかわからない。
表情の無い人形に見える。

俺の女のカードには、
このタイプはなかった。

アーモンドシェイプの切れ長な
美しい瞳を持つ、
オリエンタルクールビューティ。
レアキャラだ。
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