クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
まさか、ここで元聖女候補としての意見を聞かれるとは思っていなかった。レーニスは今まで祈りを捧げてきた人たちのことを思い出す。その中で肌の色が変わったという人がいただろうか。いたかもしれない。レーニスに祈りを求める人は貧しい人が多かった。その貧しさ故、少し古くなってしまった食べ物を食べてしまったらしい。
「食事」
レーニスが呟いた。
「もしかして、その飛竜は、合わない食事を口にしたのではないでしょうか」
「合わない食事……」
ティメルが呟く。
「昨日、普段と変わったことはありませんでしたか?」
昨日は普段とは違うことばかりだ。何しろ、あのデーセオの結婚式だったのだから。
「食事」
レーニスが呟いた。
「もしかして、その飛竜は、合わない食事を口にしたのではないでしょうか」
「合わない食事……」
ティメルが呟く。
「昨日、普段と変わったことはありませんでしたか?」
昨日は普段とは違うことばかりだ。何しろ、あのデーセオの結婚式だったのだから。