クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
「あの、ティメル」
少しエロ親父のことを考えていたティメルは、レーニスのその声でふと我に返った。
「その、旦那様にお手紙を書いたら、迷惑でしょうか」
「手紙、ですか?」
「いえ。なんでもありません。忘れてください。その、十日もお会いすることができないから、手紙で感謝の気持ちをお伝えしたいと思ったのですが。ですが、たった十日です。待ってみることにします」
「ですが、奥様。ここには飛竜がおります。急ぎでしたら、飛竜に頼めば一日で手紙はつきますよ?」
「そうなのですか?」
レーニスの顔が、ぱーっと輝いたようにも見えた。
少しエロ親父のことを考えていたティメルは、レーニスのその声でふと我に返った。
「その、旦那様にお手紙を書いたら、迷惑でしょうか」
「手紙、ですか?」
「いえ。なんでもありません。忘れてください。その、十日もお会いすることができないから、手紙で感謝の気持ちをお伝えしたいと思ったのですが。ですが、たった十日です。待ってみることにします」
「ですが、奥様。ここには飛竜がおります。急ぎでしたら、飛竜に頼めば一日で手紙はつきますよ?」
「そうなのですか?」
レーニスの顔が、ぱーっと輝いたようにも見えた。