クビになった聖女ですが、嫁ぎ先で真の力が目覚めたので第二の人生は幸せです なぜか辺境竜騎士様の溺愛が止まらないのですが!
 誰に何を確認したいいのか悩むところだが、このようなことはあのティメルに相談するしかない。彼女とティメルを会わせるべきかと思ったが、このような薄着の彼女をティメルに会わせたくはない。

「旦那様、どうか、されましたか? おやすみにならないのですか?」

「あ、ああ。そうだな」

「その、呪いにつきましてはもう少し詳しくお話しを聞かないとわからないところもありますので。その、もし、旦那様のお仕事の方の手が空くようであれば、私の方で視てもよろしいでしょうか」

「是非、頼みたい。俺も、お前には伝えたいことがたくさんある」

「私もです。お手紙では伝えられないことがたくさんあります。今日は旦那様にお会いできてよかった」

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