棗くんからは逃げられない
「ね、先輩」
「な、にっ…」
「言いたいこと、我慢しないで?」
「っ……」
「先輩が思ってること、知りたい、聞きたい」
耳元で囁かれて心臓がバクバクいっている
「た、だのやきもちです…」
「うん」
「伊織くんが女の子に告白されてるの見ちゃって嫌だなって思ったの」
言っていて顔から火が出るくらいに恥ずかしい
伊織くんのシャツを掴み、顔をうずめる
「やば…」
「なに、が…」
「嬉しい」
「な、にっ…」
「言いたいこと、我慢しないで?」
「っ……」
「先輩が思ってること、知りたい、聞きたい」
耳元で囁かれて心臓がバクバクいっている
「た、だのやきもちです…」
「うん」
「伊織くんが女の子に告白されてるの見ちゃって嫌だなって思ったの」
言っていて顔から火が出るくらいに恥ずかしい
伊織くんのシャツを掴み、顔をうずめる
「やば…」
「なに、が…」
「嬉しい」