棗くんからは逃げられない
「っ…」
「せーんぱい」
「っ………」
「す、きです…んっ…、」
じっと目を見つめてそう言うと性急に唇を押しつけられた
「この間は照れずに言ってたくせに」
「…!」
おでこをあわせた状態で笑いかけられる
ベッドに座る伊織くんの上に座らされているから私が見下ろす感じになっている
いつもと逆だから落ち着かない
「かわい」
「…………おろしてっ…くださ……」
「むり」
楽しげに笑う伊織くんをじっと睨む
「せーんぱい」
「っ………」
「す、きです…んっ…、」
じっと目を見つめてそう言うと性急に唇を押しつけられた
「この間は照れずに言ってたくせに」
「…!」
おでこをあわせた状態で笑いかけられる
ベッドに座る伊織くんの上に座らされているから私が見下ろす感じになっている
いつもと逆だから落ち着かない
「かわい」
「…………おろしてっ…くださ……」
「むり」
楽しげに笑う伊織くんをじっと睨む