棗くんからは逃げられない
「ふっ……んん…ぅ」

熱っぽい伊織くんの視線と絡み、すぐ唇を押しつけられる



「やば…止まんない」

「ひゃっ……んんぅ…いお、りく、んっ…」

制服のボタンが外された

そして、首もとに顔をうずめられる


恥ずかしくてくすぐったい


逃げたいけど両手が捕らえられてて逃げられない


「っん…」

ちく、と痛みが走り、目を見開く


顔を上げ、満足そうな顔でその痛むが走った場所を撫でた伊織くん


「……っぅ…、」

「ふ…」

「も、むりっ……」


< 234 / 241 >

この作品をシェア

pagetop