地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
陽葵「私は千景と一緒に歌いたい」


しおり「そっか」


陽葵「ただ、今自分の気持ちが分からなくて混乱してたのごめん」


遥輝「謝る事ないよ」


陽葵「うまくまとまらなくてなんて言っていいか分からない」


丈翔「まとめる必要ないよ、全部聞かせて」


陽葵「あのね、最初はただ驚いたの
ずっと好きだったombraが
身近な人だったから
そこまでは良かったんだけどただ千景と目があった時、なんて言っていいんだろう
千景がなんかもう強くなってる顔つきで
もう私達がいなくても大丈夫って言われてるみたいでって何言ってんだろうね」







笑ってみせるけどまた泣きそうになって
顔がピクピクしてしまう








遥輝「寂しいんだよな」


頭をポンポンとしてくれる遥輝の優しさが手から伝わる



しおり「皆一緒だよ、大丈夫」


抱きしめてくれるしおりの温もりが伝わる




丈翔「それって、千景が大好きって事だろ?」


ただ単純な言葉がスっと入ってくる




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