地蔵くん、笑って、歌って、恋して!


「おつかれ〜!!」




文化祭一日目が無事に終わった
疲れたけどまだ私達にはやる事が残っている





畳まれている着ぐるみをシラーっと盗んで
空き教室に移動する
なるべく人にバレたくないから、動物の着ぐるみのクラスにある物を使う事にした






丈翔「俺、熊似合うんじゃね?」


しおり「これに似合うも似合わないもないからね」


遥輝「ていうか、千景夜の部残らない可能性あるくない?」


陽葵「確かに!」


丈翔「じゃあ、手紙渡せば?」


しおり「それいいじゃん」


陽葵「それなら急がないと!もう帰るかもしれない!」





近くにあった紙に丈翔が乱暴に字を書く




陽葵「なんて書いたの?」


丈翔「秘密!!」






そのまま教室を飛び出した丈翔







< 178 / 248 >

この作品をシェア

pagetop