地蔵くん、笑って、歌って、恋して!
「おつかれ〜!!」
文化祭一日目が無事に終わった
疲れたけどまだ私達にはやる事が残っている
畳まれている着ぐるみをシラーっと盗んで
空き教室に移動する
なるべく人にバレたくないから、動物の着ぐるみのクラスにある物を使う事にした
丈翔「俺、熊似合うんじゃね?」
しおり「これに似合うも似合わないもないからね」
遥輝「ていうか、千景夜の部残らない可能性あるくない?」
陽葵「確かに!」
丈翔「じゃあ、手紙渡せば?」
しおり「それいいじゃん」
陽葵「それなら急がないと!もう帰るかもしれない!」
近くにあった紙に丈翔が乱暴に字を書く
陽葵「なんて書いたの?」
丈翔「秘密!!」
そのまま教室を飛び出した丈翔